弁当の日

【もぐもぐ】コロナ禍きっかけに絆も深まった! ひろがれ「弁当の日」

 star 2008-06-02 12-05-06 新型コロナ禍が続いています。8 月から私の講演会は再開されました。北は福島県から南は鹿児島県までの地域ですが、ZOOM やテレビを導入したり、会場ではアルコール消毒・検温・入場制限をして「3密」を避けた席の設営をしたり、そして私もマスクやフェイスシールドを着用して講演をしています。
 現代の日本人は、特に大都市では日常的に「外食」を楽しんでいる人が多くいましたが、コロナ禍のために出歩くことが制限され、多くの飲食店がシャッターを下ろしているようです。人の移動が制限されると客足が落ち込むのは当然です。
 それでも私たちはやっぱり三度の食事はしています。「お持ち帰り」や「出来合いの総菜や弁当」を食べるのは「中食」です。テレワーク等で自宅にいる時間が多くなったため食材を買い求めて調理して食べる「内食」が増えているそうです。湯を注ぐだけで食べられる即席めん等や、解凍して温めれば食べられる冷凍食品も種類が豊富なのでかなりの人気のようです。
 講演先でコロナ禍による2 月28 日からの一斉休校時の話題になると必ずと言っていいほど、参加者からうれしい反応が返ってきます。
「大切なことだとは知りつつも、やっぱり小さな子どもを台所に立たせることには二の足を踏んでいました。でも急な一斉休校はいいきっかけになりました。当然昼食に学校給食を食べさせてくれないし、こちらは仕事だし。準備が間に合わないときは子どもだけに任さざるを得ないこともでてきたのです。思い切って簡単な調理からやらせにかかると、喜んで励んでくれました。昼食だけでなく、夕食の下ごしらえもしてくれるようになりました。今は、ご飯とみそ汁は安心して任せられるので、メインのおかずに常備菜を作ればいい状況です。大変助かっています」
 あるお母さんは「この六か月、私は一度も夕食を作っていない。全部、中二の娘がしてくれているので、毎日めっちゃほめています。レパートリーはふえるばかりです」
 コロナ禍で絆を深めている家族は、けっこう多いようですよ。

竹下和star 2009-06-14 10-40-12男(たけした かずお)

1949年香川県出身。小学校、中学校教員、教育行政職を経て2001年度より綾南町立滝宮小学校校長として「弁当の日」を始める。定年退職後10 年度より執筆・講演活動を行っている。著書に『“ 弁当の日” がやってきた』(自然食通信社)『できる!を伸ばす弁当の日』(共同通信社・編著)などがある。

 

Presented by 「弁当の日」応援プロジェクト