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【映画コラム】エディとヴェノムのラブストーリー『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

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 マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた続編『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が12月3日から公開される。

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 今回は、圧倒的な戦闘力と残虐性を持ち、ヴェノムの大敵となるカーネイジとの戦いを描く。タイトルの意味は「大虐殺よ起これ」。

 「悪人以外を食べない」という条件でエディ(トム・ハーディ)の体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。

 そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚のクレタス・キャサディ(ウディ・ハレルソン)と再会する。突如エディの腕に噛みついたクレタスは、その血液が人間とは異なることに気付く。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。

 今回は、エディとヴェノムを、一つの体を共有する一心同体のバディ=相棒として強調して描いている。また、前作よりも、グロテスクなシーンを抑え気味にして、ユーモラスな面を増やしている。

 監督のアンディ・サーキスは、モーションキャプチャでさまざまな役を演じてきた人なので、同じ体で別のものになるという、エディとヴェノムの関係を描くには打ってつけだったのではないかと感じた。サーキスは「これは、ある意味、エディとヴェノムのラブストーリーだ」と語っている。
(田中雄二)