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実は多くの女性が気づいていない? BEDという摂食障害

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実は多くの女性が気づいていない? BEDという摂食障害

執筆:Mocosuku編集部
失恋や仕事でのストレスから、つい食べ過ぎてしまった…。そんな経験、ありませんか。
拒食症や過食症のように問題視する人はあまりいませんが、常習化すると BED (Binge Eating Disorder)という摂食障害の疑いがでてきます。
昨年アメリカで行われた啓蒙キャンペーンには、プロテニスのモニカ・セレシュ選手も参加しました。1993年、試合中に暴漢に背中を刺されたことから、ストレスや憂鬱を解消するために、大量のアイスクリームやポテトチップを食べるようになったそうです。これを乗り越えるのは、どんな試合にも劣らないほどタフだったと語っています。
今日はこのBEDについて、詳しく解説していこうと思います。

アメリカでは280万人以上!?

精神障害の専門誌『Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders』によれば、アメリカの男女280万人以上がこの症状になる可能性があるといいます。
過食症の人は、食べ過ぎたカロリーを減らそうとして吐いたりします。ですが、BEDの人は体重や体型など気にしません。
前述の啓蒙キャンペーンで、摂食障害の専門家であるウェンディ・オリバー・パイアット博士が説明した要点をまとめました。

食欲に火がつくと、とまらない

他の摂食障害は10代から始まることが多いのですが、この症状は21歳前後で顕著に見られます。
そんなBEDの特徴は、短時間に大量にものを食べること。これが週に1度以上、3か月続いたらBEDとされます。
BEDの人は体型もさまざまで、男女や人種に関係なく発症します。その多くは隠れて食べているようですが、いったん食欲に火がつくと予定をキャンセルしてでも食べ続けてしまいます。そしてその後で、激しい羞恥心を感じます。

BED を見分けるポイント

U.S.News誌の2014~2015年の病院ランキングで精神科部門の7位となったミネソタ州の『Mayo Clinic』のHPには、BEDのチェックリストが挙げられています。

空腹でなくても食べる

満腹なのにやめられない

一人で食事をすることが多い

自分の食べ方が嫌い、罪の意識を感じる

よくダイエットに挑戦するけれど、成功しない

ダイエットしても体重が戻るということを繰り返す

思い当たることはありませんか?
恐ろしいのは「こんなことじゃダメだ」と思い悩むことが、また過食の原因になってしまうこと。自分の食欲をコントロールできなくなったら、まずセラピーを受けるなど治療が必要となります。
【参考】
ABCニュース 2015年2月14日配信記事
「The Eating Disorder Many Women Don’t Know They Have」 http://abcnews.go.com/Health/eating-disorder-women-dont/story?id=28957008
Binge-eating disorder Symptoms(BEDの症状) http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/binge-eating-disorder/basics/symptoms/con-20033155

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