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全柔連、練習再開の指針を通達 宣言解除受け、3段階で

 全日本柔道連盟(全柔連)は22日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が42府県で解除されたことを受け、今月末まで自粛要請していた練習再開の指針を3段階にまとめ、全国に通達した。当該地域は全柔連が示した感染予防措置を徹底した上で、6月1日から畳での練習再開が可能となる。宣言発令中の4都県と北海道も解除されれば練習できる。

 第1段階は1時間以内で、受け身など相手と組み合わない内容に限定。学校や部活動が再開されれば第2段階に移り、1時間程度で寝技を含む打ち込みや投げ込みができる。ここまではマスク着用と練習参加人数の制限が義務付けられた。

 実戦形式の練習となる乱取りは第3段階からだが、各都道府県が定める地域ごとの新規感染者が4週間以上を目安に出ないとの厳しい条件を課した。対外試合の開催や観客制限は第4、5段階とし、改めて通達する。

 全柔連は3月に高校生以下、4月には社会人と大学生まで練習自粛を拡大。体力低下によるけがの懸念により、段階的な計画を策定したという。東京五輪代表など国内トップ選手も原則的にこの指針に従う。選手強化や競技普及が大幅に遅れる可能性があるが、全柔連の中里壮也専務理事は「今優先すべきは感染拡大の防止。競技力よりもコロナ対策だ」と語った。