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緊急地震速報18年以来の月4回 最大震度4、被災・避難の想定を

 最大震度が5弱以上と予想された際に発表される緊急地震速報が今月、関東などで4回発表された。1カ月に4回以上発表されるのは2018年10月以来。観測震度は最大4~3だったが、新型コロナウイルス感染への警戒が続く中、被災や避難生活を想定した備えの重要性が増している。

 気象庁によると、速報は最大震度5弱以上が予想された際、震度4以上が想定される地域に発表され、テレビやスマートフォンなどで伝えられる。ただ、地震計の初期のデータから地震の規模や震源を即座に推定するため、予想最大震度はプラス、マイナス1程度の誤差を伴う。各地震は速報段階でマグニチュード(M)6・2~5・9、最大震度5強~5弱だったが、観測値はM5・6~5・0だった。

 主に関東で速報が出た4~11日の3回の地震は震源地が千葉県の北東部と北西部、茨城県沖とそれぞれ離れ、直接の関連性はないとみられる。19日の岐阜県飛騨地方の地震でも発表された。

 このうち最大震度が3だった11日の茨城県沖の地震や飛騨の地震について、気象庁は「マグニチュードの推定がやや大きく、予想が過大だった」と説明。精度の向上に努めるという。

 地震は正確な予測が難しく油断できない。茨城県沖では08年5月8日にM7・0の地震で最大震度5弱を観測し、けが人も出た。千葉県北東部は05年4月11日にM6・1、同県北西部も同年7月23日にM6・0の地震が起き、最大震度はそれぞれ5強だった。

 日本は世界有数の地震多発地帯だけに、住宅の耐震化やコロナ感染防止を念頭に置いた避難の備えを進める必要がある。

 緊急地震速報は今年1~4月にも5回出た。このうち3月13日の石川県能登地方の地震は最大震度5強を観測。残り4回の最大震度は4だった。