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シニア女性の4人に1人が「介護する側」を経験  介護にかかった費用は月平均で7万円以上

 50歳~79歳までのシニア女性のうち、親などを「介護する側」になったことがある人が4人に1人、その費用は月平均で7万円以上に達する――こんな実態がシニア女性誌「ハルメク」(発行部数約16万部)を発行するハルメク(東京)が実施したアンケート結果で明らかになっている。 

 同調査は11月11日の「介護の日」に合わせて、シニア女性400人を対象にインターネットを使いアンケートした。 

 その結果、シニア女性の26.3%が「現在・過去に親や配偶者の介護経験がある」と回答、介護対象者(複数回答)は「実母」が64.8%、実父が36.2%、義母が30.5%、義父が19.0%の順番で、実母の介護が圧倒的に多かった。また、親の介護にかかった費用をたずねたところ、月平均で約7万3000円に達することも分かった。 

 総務省の就業構造基本調査(2017年)によると、家族の介護や看護が理由で離職した人が10万人近くに上っており、シニアにとって「自分の子どもがどう介護に関わるか」も気になるところ。調査では、今後、親や夫を「介護する」ことに不安を関している人(非常に不安とやや不安)が全体の78.6%、自分が「介護される」ことに不安を感じている人(非常に不安とやや不安)が81%あった。 

 将来の介護への不安については複数回答で、①お金が足りるか分からない(57.3%)、②漠然とした不安がある(49.3%)、③待ちが多いため施設には入れられない(31.5%)と続いた。