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【インタビュー】PARCO劇場オープニング・シリーズ「ゲルニカ」上白石萌歌「ゲルニカの人たちに起こったことは決して他人事じゃない」

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-新型コロナウイルスの影響で、感染拡大防止の観点から上白石さんが出演予定だった「お勢、断行」も公演中止となっています。そうした経験を経たことで、舞台に対しての思いに変化はありましたか。

 「お勢、断行」の公演中止は、私は本番の2日前の夜中に電話で聞いたのですが、あのときは言葉も出なかったです。もちろん、そういうこともあるかもしれないという想像はしていましたが、とても受け止めきれなくて…。今までは、初日が来ることはどこか当たり前のように感じていたのですが、それは当たり前じゃないんだと強く思いました。

-では、上白石さんの中で、舞台に立つことにはどんな思いがありますか。

 私は、このお仕事を始める前から、ミュージカルを習っていたんです。なので、お芝居の原点、自分の原点は舞台にあると思っています。見にいくことも、自分が立つことも大好きです。

-舞台に立つことの魅力は?

 ライブ感だと思います。リアルタイムで感想をいただけますし、お客さまの反応をその場で感じられます。それから、同じ作品を1カ月もかけて温めることができるのは、やはり舞台しかないので、そこで得られるものがたくさんあると思います。映像作品では瞬発力が必要となりますが、舞台では土台から長い時間をかけて役を作り上げていくことができます。私にとっては、お稽古期間も特別な時間です。

-改めて、本作への意気込みを。

 今は上演できることだけを信じて、一つ一つお稽古を積み重ねていきたいと思います。今だからこそ伝えられることがあると思うので、ぜひ、新しくなったPARCO劇場に足を運んでくださればと思います。

(取材・文・写真/嶋田真己)

PARCO劇場オープニング・シリーズ「ゲルニカ」

 PARCO劇場オープニング・シリーズ「ゲルニカ 」は9月4日~27日、都内・PARCO劇場ほか、京都、新潟、豊橋、北九州で上演。
公式サイト https://stage.parco.jp/program/guernica/