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【インタビュー】「モンティ・パイソンのSPAMALOT」小関裕太&三浦宏規が挑む、福田雄一演出コメディー「コアファンにとってもエモーショナルなものになる」

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 山田孝之が主演し、福田雄一が演出を手掛けるミュージカル「 モンティ・パイソンのSPAMALOT」が、2021年1月18日に開幕する。本作は、イギリスの人気コメディーグループ・モンティ・パイソンの大ヒット映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(75)を基に作られたミュージカル作品。ヨーロッパの有名な物語「アーサー王と円卓の騎士」をモチーフに、爆笑ギャグと人気ブロードウェーミュージカルのパロディーが随所に登場するコメディーだ。6年ぶり3度目の上演となる今回の公演は、キャストを一新。福田が演出するミュージカルに初挑戦する小関裕太と三浦宏規に、自身の演じる役柄についてや、コメディー作品への意気込みを聞いた。

三浦宏規(左)と小関裕太

-出演が決まったときの気持ちは?

三浦 福田さんの作品に出演させていただいたこともないですし、出演者の方に知り合いもいないので、どうして僕に声を掛けてくださったんだろうと、半信半疑でした(笑)。情報解禁されてビジュアル撮影をしても、どこか他人事で、稽古に入ってようやく実感が湧いてきた感じです。

小関 僕は、福田さんの舞台作品に出演することが一つの夢だったのでうれしかったです。

-福田さんが監督した「勇者ヨシヒコ」シリーズに出演していましたが、舞台は別ものですか。

小関 もちろん、また映像作品にも出演させていただきたいと思っていますが、舞台作品は、携われる期間が長いので、「ぜひ、舞台にも」と思っていました。稽古と本番を合わせて2カ月以上も、福田さんや共演者の方々と一緒に、作品について考えて、作り上げることができるのは、とてもぜいたくなことだと思います。今回はそれがかなって本当にうれしいです。

-現在(取材時は本稽古が始まる前)、それぞれの役をどう演じようと考えていますか。

小関 僕が演じるロビンという役は、キャラクター設定では「臆病者」という一言で説明されていますが、そこをどうやって広げていこうかと今は考えています。福田さんらしい面白さを追求する作品なので、ロビンが何に対して臆病だったのかを、毎公演変えてもいいんじゃないかなと思っています。例えば、「今日は、指をさされることに臆病になる」とか、「はにかまれると臆病になる」とか。そういう設定をプラスアルファしても面白いかもしれないと思って、メモしています。もちろん、作品によっては、アドリブをしないことがよいとされる作品もありますが、今回は伸び伸びとやらせていただける作品だと思うので、そういった自由さ、というのも楽しみの一つだと思います。

三浦 僕は今回、ガラハットとコンコルドという馬の二役を演じます。ガラハットは、泥集めの仕事をしていて、汚い身なりをしているのですが、湖の貴婦人に出会うことで、格好良く変身するという設定です。どちらの役も、それぞれで面白い芝居があるので、見どころもあると思います。ただ…今、小関くんがメモをとっていると聞いて、ドキッとしました。僕、何もメモしていない(笑)。少し焦る気持ちはありますが、自由にできるということなので、楽しみながら稽古をしたいと思います。

-コメディー作品の難しさ、そして面白さをどこに感じていますか。

小関 正直なところ、まだ分かりません(笑)。ただ、山田さんをはじめとして、笑いの経験値がある方が多い現場なので、そうした方たちが投げたものを、僕が笑いと取れずに返せなかったら、と考えると怖いなと思います。どうせ携わるなら、「こいつ面白いな」と思ってもらいたいので、まずは、投げられたボールをキャッチしていくことからできたらと考えています。

三浦 僕は、お客さんがどこで笑うのか、実際に本番になってみないと分からないというのが難しいところだと思っています。稽古場とは絶対に違うと思うんですよね。だから、予想できない。ただ、今回は福田さんをはじめ、百戦錬磨の方々がたくさんいらっしゃるので、勉強させていただこうと思います。

-三浦さんが本作の前に出演していた「Oh My Diner」もコメディー作品でしたが、そこでは手応えはつかめましたか。

三浦 シチュエーションコメディーだったので、本作と同じというわけではないですが、それでも、経験できて良かったなと思います。公演初日は、僕たちも緊張していましたが、お客さんも緊張しているんだということは、実際に公演をしてみて気付いたことでした。公演を重ねることで、お客さんも徐々に分かっていって、笑いが起こってくることも肌で感じられました。なので、例えば、初日でスベってしまっても、とりあえず2、3日はやってみようと思えるようになったのは、経験したからこそだと思います。