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ディワンダ・ワイズ「次はバンパイアをやりたい!」 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』【インタビュー】

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-コリン・トレボロウ監督の印象は?

 コリンは、とてもユニークで心が広い特別な監督だと思います。ハリウッドの超大作でコラボレーションすることはとても大変なことです。私も今回参加してみてよく分かりました。特に今回は、コロナ禍での撮影だったので余計に大変だったのですが、彼はいつも気持ちが落ち着いていて、機嫌が悪くなったりすることもなく、映画に対するビジョンもとてもクリアで、一緒に仕事ができたことは喜び以外の何物でもないと感じています。今は、友人と呼べることにとても感謝しています。

-では、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、そして旧シリーズのサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムら、共演者の印象は? 

 心の底から彼らのことを愛してやみません。私が最初の2週間で撮影したのは、クリスとの共演シーンでした。彼からたくさんのことを学びましたし、エゴが全くない彼から、アメリカの南西部でリトルリーグのコーチをしているパパのようなエネルギーを感じました。ブライスは、女性としてこの業界で躍進しているところがすてきだと思います。ローラのキャリアは本当に素晴らしいものがあって、大ファンです。ジェフはいつも期待を裏切ってくれます。サムは、割と役者かたぎなところがあるけれど、たまたまアクション映画の大作に起用されて、名前が知られたという点では、私と似ているところがあると思います。本当にみんなのことが大好きです。

-この大作を経験した後で、演じてみたい役柄は?

 昔、ローレン・バコールやフェイ・ダナウェイが演じたような、ファムファタール(運命の女)をやってみたいと思っていましたが、最近撮影した『Poolman』という、クリス・パインが監督した映画で演じることができました。どうも願うと形になるようですね。なので、今ここで言います。「バンパイアがやりたい!」。だって、私の目を見てください。ちょっとバンパイアぽいでしょ(笑)。

-最後に、日本の観客に一言お願いします。

 日本の皆さんに見ていただけることをとてもうれしく思っています。みんなが心血を注いで作った作品です。キーラというキャラクターが本当に大好きなので、日本の観客が、彼女のことをどう思ってくれるのか、とても楽しみにしています。

(取材・文・写真/田中雄二)

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