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ドラマ「家庭教師のトラコ」福田福多役の中村蒼「僕自身も“トラコの野望や過去の謎”を楽しみに演じています」【インタビュー】

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-このドラマは、親子の教育について描いていますが、中村さんが、両親から教わって、心に留めていることはありますか。

 僕の父は、子ども服店の自営業をしていたので、小学校の頃は、お店を手伝いにいくと「このごみ袋をごみ捨て場に捨ててきて」とか、「これを片付けて」と言われたりしていたのですが、手伝いが終わってから座ってボーっとしていると、父が寄ってきて「おまえが社会に出たら、一つのことが終わったら、終わったけれど何かありますか? と聞いたり、自分で何かやることを探して率先してやらないといけなくなってくるから、大人になったら考えて行動しなさい」と言われたことをすごく覚えています。

-次の世代のお子さんに伝えたいと思っている、信条はありますか。

 自分が思っている以上に、人の支えがあって今の自分があるということは、子どもたちにも伝えたいです。僕が今の仕事をする上でも、自分が思っている以上に周りの人が動いてくれて、今のこの仕事が決まっているのだと思うので、それを想像する力が大切だなと思いますし、それを知っているのといないのとでは、人に対する感謝の気持ちが違うだろうなと思います。

-最後に、ドラマの見どころをお願いします。

 生きていく上で大切なことを教えてくれるドラマです。親と子に対する考え方や、親が子どもに対してやってほしいと思っていることは、本当に子どものためなのか、それとも自分のためなのか、そういうことも教えてくれますし、いろんな世代の方に届くメッセージが盛り込まれている作品になっています。回を追うごとに明らかになっていくトラコの謎についても、楽しみに見てもらいたいです。

(取材・文・写真/小宮山あきの)

(C)日本テレビ

 ドラマは、毎週水曜よる10時から日本テレビ系で放送中。