デジもの

現代スピーカー技術で最適化した豊かな響きの卓上型オルゴール

img-RJ-3000MK2 円盤型ディスクで鳴らす大型のオルゴールは、その独特の柔らかな音色と深い響きで愛好家も多い。JVCケンウッド(横浜市)は、現在行っている「ビクター設立90周年記念商品」となるホーン付き卓上型オルゴール「RJ-3000MK2」の予約受付を6月14日に開始した。90台限定で価格は120万円(税別)、専用窓口からの申し込みとなる。

 ビクターはJVCケンウッド社の前身にもなっている、1927年設立の旧日本ビクターを指しており、当時はオルゴールや蓄音器のトップメーカーで、蓄音器のラッパに耳を傾ける犬のニッパーのシンボルマークでもおなじみ。この日本ビクターは1996年にオルゴール3機種(RJ-5000/3000/1000)を発売したのだが、今回はそのRJ-3000のアップデート版となる。

 材質や構造が音に大きく影響するキャビネット作りでは、スプルース、カリン、メイプル、ナラ、チェリー等の無垢材を、響き・余韻などの入念な調整をもって適切に組み込み。ここには現在発売している、ウッドコーンスピーカーのキャビネット技術を応用し、より美しく響かせるために楽器でも使われる響棒や響きを制御するウッドブロックなども、適宜、配置しているという。

 発音機構はカンチレバーによるホーン式(盤の情報を受けた専門メーカー製ムーブメントの振動をカンチレバーを介して拡大し、小型金属振動板に伝えてアルミダイキャストのホーンで音を拡大、放射する)を採用する。なお、再生の元となるオルゴールディスクはオリジナルの5枚が同梱されるほか、上記ムーブメントを作った日本電産サンキョーからは全84タイトルが発売されている。

 27cmディスク方式で、電動モーターで駆動。大きさと重さは、幅637×高さ798×奥行425mm(最大)で約18kg。