まめ学

ビジネスマンは毎日1.6時間を調べものに費やす 賃金にして1,057億円相当

Business intelligence concept. Big data analytics, chart and graph icons and female hands typing on laptop. 公的機関の資料などもネット検索できるようになり、これでもだいぶ「調べもの」にかける時間は減っているような気がするが、それでもビジネスマンは日々約1.6時間を調べものに費やしていることが、オウケイウェイヴ総研(東京)が行った「社内業務に関する調査」で分かった。日本全体で1日当たり約1,057億円相当の賃金が調べものにあてられていることになる。

 働き方改革関連法が施行され、労働時間に焦点があたる中で、全国の20~50代の会社員1,000人を対象に調査。それによると、6割の人が調べものに業務時間を取られていると感じており、うち7割超の人がこれにストレスに感じていた。

 調べものに利用するツールは、9割が「インターネット検索」を挙げた。「職場の上司や同僚(44.2%)」「社内にある新聞・書籍・雑誌など活字資料(19.1%)」なども活用されているが、「知りたい情報が一箇所にまとまっていない」、「知りたい情報がどこにあるか把握できていない」など、調べものに時間を取られていると感じる理由はさまざまだ。

 慶應義塾大学大学院経営管理研究科の特任教授、岩本隆氏は、「ヒトよりもテクノロジーの方が高い生産性を出せる業務、テクノロジーよりもヒトの方が付加価値を出せる業務を棚卸しし、テクノロジーでできることはテクノロジーを活用し、ヒトはヒトでしかできない業務に集中することが、自社の生産性を飛躍的に高めるには重要となる」としている。