
日本FP協会(東京都港区)は、毎年実施している「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」で、将来の夢やなりたい職業について集計し、結果を発表した。
2018年のコンクールの応募作品2469点で描かれた“将来なりたい職業”は、男子が196種類、女子が222種類あった。男子は「野球選手・監督」が112人、女子は「パティシエール」の85人が最も多かった。いずれも集計を開始した07年度から常に上位3位に入る人気職業だが、男女とも12年度以来の1位となった。
2位以下は、男子が「サッカー選手・監督など」106人、「医師」77人、「ゲーム制作関連」54人、「会社員・事務員」38人、前年度にランクインした「ユーチューバー」は、今回も6位に入った。女子は「看護師」82人、「医師」80人、「保育士」75人、「教師」53人だった。
このコンクールは課題図書「夢をかなえる」を読んだ小学生を対象に、「私の将来の夢」をテーマにした作文と、夢を実現するための計画書「ライフプランシート」をセットにして応募してもらうもので、今年で13回目を迎える。