トクデン(京都市)は5月10日、ポリマー洗浄装置による洗浄テストの受け付けを始める。
最高700度の蒸気で、ポリマーが付着した溶融紡糸口金や樹脂フィルター、ブレーカープレートなどを洗浄する。
ポリマー洗浄は、薬液で樹脂を分解し、ガスで焼く方法が一般的だが、危険を伴う上、洗浄に長時間かかる。それに対して、トクデンが開発したポリマー洗浄装置は、①低温の蒸気で樹脂を溶融し回収②高温の蒸気で樹脂を分解し昇華③高温空気でポリマーの残留物を燃焼処理―というプロセスを1台で行い、安全に短時間で洗浄できるという。
洗浄テストは無料で、本社の京都工場で体験できる。
・洗浄の様子:https://youtu.be/npgEh4F-Yn8