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アフターコロナを生きるヒント探る 岡山・真庭市などがオンラインで特別セミナー

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真庭なりわい塾 オンライン特別セミナー「アフターコロナを生きる、未来のあなたへ~7つの視座から明日を生きるヒントを探る~」

 

 岡山県真庭市で農山村の暮らしに学びながら社会の在り方を考える人材を育てる「真庭なりわい塾」実行委員会は、新型コロナウイルス禍を生き抜くための全7回のオンライン特別セミナー「アフターコロナを生きる、未来のあなたへ~7つの視座から明日を生きるヒントを探る~」を9月に開講する。各分野の第一線で活躍する多彩なゲストを迎え、未来への希望を考える。

 実行委員会は、真庭市、真庭市民、NPO法人「共存の森ネットワーク」で構成。コロナによって社会や経済、地球規模の課題があらわとなり、大きな転換期を迎える現在、社会と人間の心の変容を見つめつつ、明日を生きるための指針を探る狙いで企画した。毎回異なる各界の識者を招き、真庭なりわい塾の渋澤寿一塾長(NPO法人共存の森ネットワーク理事長)と駒宮博男副塾長(NPO法人地域再生機構理事長)を交えた鼎談(ていだん)を配信する。

 第1回は9月19日に開催。「パンデミックを生きる指針~歴史研究のアプローチ~」をテーマに、藤原辰史・京都大人文科学研究所准教授をゲストに招く。藤原氏は「ナチスのキッチン」「戦争と農業」「給食の歴史」やサントリー学芸賞を受賞した「分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考」などの著書で知られる気鋭の農業史研究者。コロナ禍にいかに生きるべきかを歴史学の立場から考察したテキストをインターネット上で発信するなど、人類の歴史を踏まえたコロナ禍の生き方について積極的な発言を続けている。

 第2回は10月17日に開催。ゲストは文化人類学者の辻信一氏。テーマは「しあわせの経済~経済成長がなければ、私たちは豊かに生きられないのか」~。第3回は11月21日に開催。ゲストは保全生態学者の五箇公一氏。テーマは「自然界の逆襲~コロナ・気候変動・生態系危機の原因は何か」。第4回は12月19日に開催。ゲストは哲学者の内山節氏。テーマは「コロナ禍に改めて問う農山村の価値」。

 第5回は2021年1月16日に開催。ゲストはジャーナリストの佐々木実氏と占部まり医師。テーマは「共に生きるための経済~宇沢弘文の思想に学ぶ~」。佐々木氏は、あらゆる社会領域を“市場化”する「構造改革」に憑(つ)かれた「経済学者」竹中平蔵氏の足跡を浮き彫りにした力作「市場と権力」(第45回大宅壮一ノンフィクション賞)や、市場ではなく人間を大切にする経済社会の実現を提唱した世界的な経済学者宇沢弘文氏の学問人生を鮮やかに記した「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」などの著書で知られる。

 第6回は2月20日に開催。ゲストは、京都大総長で霊長類学者の山極寿一氏。テーマは「オンラインは万能か~人間の五感と身体性~」。第7回は3月20日に開催。ゲストは太田昇・真庭市長。テーマは「真庭なりわい塾が目指すもの~里山資本主義の明日へ~」。

 開催時間は毎回午前10時~11時30分。開催後の視聴も可能。参加費は各回1000円。第1回のチケット購入は;https://maniwa-nariwai001.peatix.com

 詳細は真庭なりわい塾ホームページ;https://maniwa-nariwai.org/