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入れ歯やかぶせものを効率的に製作 三和デンタルが歯科技工物の模型スキャナー販売

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三和デンタル 模型スキャナー「UP360+」

 

 歯科技工メーカーの三和デンタル(東京都大田区)は、入れ歯やかぶせものといった歯科技工物の模型スキャナー「UP360+(アップ サンビャクロクジュウ プラス)」の販売を9月1日から始めた。

 入れ歯やかぶせものなどの技工物は、歯科医院で患者の歯型を取った模型を歯科技工所(ラボ)に送付し、技工士が製作する。一つ一つ手作業で作るのが一般的だったが、近年デジタル化が加速し、模型をスキャンすることで製作工程の効率化も進んでいる。

 ただ、三和デンタルによると、全国にある約2万1000カ所の歯科技工所のほとんどが4人以下の少人数経営で、コストがかかるスキャナーを導入していない小規模ラボが多いという。このため、同社が機能や価格面から選定した中国のUP3D社のスキャナー「UP360+」を輸入し、全国の歯科技工所向けに販売する。

 機能は20秒の高速スキャン、200万画素、精度6ミクロンのスキャン精度を持ち、想定価格は130万円(税別)。同機能の機種と比べて半額程度だとしている。

 三和デンタルは「歯科技工士は長時間労働になりがちで、離職率が高いのが実情。低コストで高機能なスキャナーを導入することで小規模技工所の安定経営にもつながるのではないか」としている。