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遠隔修理支援の実証実験を来年開始 ARで熟練技を普及、ダットジャパン

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ダットジャパン 「どこでも君・修理(仮称)」(実際の修理現場での画面共有イメージ)

 

 建設業向けソフトウェア開発販売のダットジャパン(札幌市)はこのほど、最新の立体映像技術「拡張現実(AR)」を活用した遠隔修理作業の実証実験を2021年1月に開始すると発表した。

 実証実験は、オンライン映像を介してベテラン技術者が遠隔地から現場の作業員に技術指導する試みだ。ダットジャパンが開発した遠隔作業支援ツール「どこでも君・修理(仮称)」を使う。電気機械器具の修理などを行う東芝コンシューママーケティング(川崎市)の協力を得て、同社の各修理現場で実験する。

 「どこでも君・修理」は、技術者養成期間の短縮や熟練技の円滑な継承などを目的に開発。ダットジャパンが家電修理向けコールセンター運営で蓄積した作業支援ノウハウを基に、AR技術を生かして開発した独自のシステムツールアプリだ。インターネットで修理現場の映像をベテラン技術者と現場で作業する経験の浅い若手技術者が共有し、スマートフォンなど各自の映像端末を通じてやり取りできるという。ベテランのお手本作業をAR技術で再現し、リアルな手の動きを現場映像上にはめ込むことができるなどの特徴がある。口頭ではなくお手本作業を“映像”で指示できるので、言葉では説明しにくい微妙な技術も伝達しやすくなる、としている。

 ダットジャパンはこの実証実験への参加企業を募っている。問い合わせはCSソリューション事業部、電話011(207)6211。