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高校教員向けに「統計検定」の受験料を無料に 日本統計学会、統計質保証推進協会が新学習指導要領に対応

 

 一般社団法人 日本統計学会(東京都千代田区)と、一般財団法人 統計質保証推進協会(同)はこのほど、統計データ活用を推進する高校の新学習指導要領に対応するため、高校教員向けに「統計検定」を無償提供する、と発表した。

 「統計検定」は、統計に関する知識や活用力を評価する目的で実施している統計質保証推進協会の全国統一試験。日本統計学会が公式認定している。1級から4級までの種別に応じてさまざまな試験内容が設定されている。今回、受験料を無料にするのは、コンピューター上で試験をする「CBT試験の2級と3級」。

 受験期間は4月1日~来年3月31日で、全国230カ所の会場で受験できる。対象は原則、高校教員で300人分の受験料を無料にする。詳細は統計検定ウェブサイト;https://www.toukei-kentei.jp/

 統計質保証推進協会などによると、2022年から高校で実施される新学習指導要領で、数学科や情報科を中心に統計データの活用や、データサイエンスに関する内容が拡充され、対応する教員の研修が求められているという。日本学術会議からも、教員に対する統計教育の研修・講習を進めるよう提言が出されているといい、提言を受け今回の無償提供を実施することを決めたとしている。