まめ学

日米ワークスタイルの違い 集中と協業を重視するアメリカ

28177000361 ライフスタイルが違えば、ワークスタイルも異なる日本とアメリカ。では、実際にどのような違いがあるだろうか。三井不動産と三井デザインテックは共同で、アメリカ・シリコンバレーを中心とする「USオフィスワーカー調査」を実施、日米の違いを分析した。両国でオフィスにどのようなスペースがあるかを聞いたところ、「会議室」「オープンの打ち合わせコーナー」「応接室」などは日米ともに高い割合で備わっていた。違いが顕著だったのは業務効率に関連する設備や福利設備。アメリカでは90%以上のオフィスで「集中作業コーナー」と「プレゼンルーム」が存在するのに対し、日本で両設備があるのは4割程度。「カフェテリア」「社員食堂」の割合も日本はアメリカの約半分で、「キッチン」「シャワーブース」「運動のためのスペース」に至っては4倍近い差があった。オフィスに求める意識の違いが結果に大きく表れた。

7905a64a71c8fbde7be6085cdb34c2ab5c6fbe42 「オフィスに求められること」は日米で大きな違いはなく、ともに「業務効率が高まること」が1位に。「コミュニケーションが取りやすいこと」「集中して作業ができること」と続く。一方、社内・外の打ち合わせが日本(21.5%)より多いアメリカ(28.2%)に対し、「そのほかのデスクワーク」では日本(24.5%)がアメリカ(18.7%)より多く、日本の方が業務を効率化する余地があるという結果に。1日当たりのミーティング回数はアメリカ3.8回、日本は1.4回。事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルであるコワーキングスタイルを取り入れている人は、アメリカ41.1%、日本3.8%とかなり大きな違いが出た。社外や他分野の人と交流できるメリットがあるコワーキングスタイル。日本でも、少しずつ普及するかもしれない。