カルチャー

『捨て猫に拾われた男』の脱力系人生論

neko_cover_0823_olのコピー 社会問題にもなっている「捨て猫問題と里親制度」。猫問題に関する楽しい啓蒙書でもあり、生き方のヒントも拾えそうな『捨て猫に拾われた男』(梅田悟司著・日本経済新聞出版社)が刊行された。

 発売10カ月で15万部を突破した『「言葉にできる」は武器になる。』の著者が贈る、猫から学んだ脱力系人生論。“妻様”の一言で里親会に参加した『僕』の人生に対する考え方は、元野良の黒猫、『大吉』との出会いによって一変する。捨て猫を拾ったはずの主人公が、捨て猫によって救われ、“拾われた”話だ。

 甘えたい時に甘え、構って欲しくない時には容赦なく爪を立てて牙をむく。それにもかかわらず、なお愛される『大吉』の生き様に、相手の顔色ばかりをうかがいながら生きる現代人へのヒントがあるかもしれない。

『捨て猫に拾われた男 猫背の背中に教えられた生き方のヒント』

著者: 梅田 悟司
定価:本体1,200円+税