ふむふむ

中学生の今年の流行語は? SNS反映して「あーね」も

Row of five boys and girls reading smartphone text messages at football pitch
Row of five boys and girls reading smartphone text messages at football pitch

 さて今年も、そんな季節になってきた。話題のニュースや流行語のまとめ。まずは中学生が選んだ2017年の流行語だ。SNSの“タイムライン型コミュニケーション”時代を反映し、「卍」「あーね」など短ワードが上位にランクインした。

 個別指導塾「森塾」(スプリックス・東京)に通う中学生の生徒を対象にしたアンケートの結果。男女とも1位は「それな」(同意表現)。続いて「卍(まんじ)」(意味多様)、「とりま」(とりあえずまあ)、「あーね」(納得表現)など、SNSでの返信を意識したものが上位に並んだ。

 複数の人が書き込む「タイムライン」のやりとりでは、話題が流れるスピードが速くなり、長文での返信ではその時々の話題の流れに乗り遅れてしまうため、返信スピードを重視した短ワード化が進んでいるらしい。ほかにもランクインはしなかったが、「り」(了解)、「マ?」(マジ?) などが多用されている。

 また、多人数が見るタイムラインの中で、相手の発言に対してネガティブな返答をしてトークの流れを止めたり、「空気を読めない」といった周囲の評価・評判を受けることを避けたいという心象が、肯定的なニュアンスの「それな」や「あーね」などの多用に反映されているらしい。

 ネガティブな「つらい」状態を表現する際も、「つらみ」と語尾を変え表現することで、柔らかい印象を演出することが意識されるなど、ネガティブな印象を少しでも避けたいという志向性が。そんな中で、中学生男子の3位には「だるい」がランクインしており、男子中学生にとって、世の中のあらゆるものを「だるい」と総括するポーズは昔から変わらない普遍的な共通感覚だと分析されている。img_143695_1