社会

LINEと東京都が児童虐待の防止で連携 子どもや保護者からの相談に活用して!

 家族や友人、仲間内でのコミュニケーションや連絡手段として、もはや欠かせない存在になっているコミュニケーションアプリ「LINE」。その手軽さを生かし、児童虐待防止対策の一環として子どもや保護者からの相談受付にLINEを利用する取り組みに向け、LINEと東京都が「児童虐待を防止するためのLINEを利用した子供や保護者からの相談等に関する連携協定」を結んだ。

 多くの人が日常的なコミュニケーションに使っているLINEを、児童虐待相談に利用することで、悩み相談のハードルを下げることが狙い。専門の相談員がLINEでやりとりをしながら、子供や保護者の悩みなどを聴き、緊急性がある場合には、児童相談所や警察などにつなげていく仕組みを想定しているという。今後、相談員の研修や、児童相談所などとの連携体制を整備し、児童虐待防止推進月間である本年11月に、LINEを利用した相談窓口をトライアルで開設。その後、検証を行った上で、来年度からの本格実施を予定している。

 LINEを利用したケースとしてはすでに昨年から、省庁や自治体が主導するいじめ・自殺防止相談に、従来の電話窓口に加えて、LINEを利用した窓口を設置。相談件数の増加などの成果も出始めているという。