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フランス式美術教育を体感できる 絵本『ピエールくんは黒がすき!』

main フランスの色彩研究の第一人者、ミシェル・パストゥローが手がけた絵本、『ピエールくんは黒がすき!』(絵:ローランス・ル・ショー、松村恵理訳、 白水社)が日本で翻訳出版された(税別1,800円)。現在、絵本ためしよみサイト「絵本ナビ」(東京)で、みどころにフォーカスした紹介記事と作品の一部が読める、「ちょっとためしよみ」が公開されている。sub1

 絵本の主人公、ピエールくんは、すぐに寝つけない子ども。夢の中でも家の外でも、「黒」にうなされ悩まされていた。でも、パパと一緒に行った美術館で、黒の巨匠として有名な画家スーラージュの絵を見る。「黒って色なの?」「黒って何?」、 そんな黒い色の不思議が学べるおやすみ絵本。色に興味を持ったら、すぐに美術館に足を運べる環境にある、フランス流の教育も読み取れる一冊だ。sub2