グルメ

「大江戸グルメと北斎」展で浮世絵を見ながら和食のルーツを探ろう

1_normal すみだ北斎美術館(東京)は、11月20日から来年1月20日まで、「大江戸グルメと北斎」展を開催。北斎一門の作品を中心とした浮世絵から、現在の食文化のルーツである江戸時代の人々の食のあり方を紹介する。

 「和食」は、ユネスコ無形文化遺産登録5周年を迎え、さらに世界から関心を集めている。この和食文化は江戸時代に大きく花開いた。農業や漁業が盛んになり、経済が発展し、成熟した社会の到来は人々に食を楽しむという余裕をもたらしたのだ。そこでは、さまざまな技法や工夫をこらした料理書や高級料理屋が登場、食という営みは文化として磨かれていった。北斎は、食の生産の現場や食材、ファストフードやスイーツ、高級料理からグルメを楽しむ人々まで、当時の食文化の様子を描き、この展覧会では、浮世絵だけでなく、江戸時代の料理のレプリカや当時のレシピなどもまじえて展示を行う。

7_normal

 さらに、江戸の再現料理を実際に味わえるコラボCafeも開設。料理に対する工夫や料理名のこだわりなど、江戸時代に生きた人々の食の営みを感じることができる楽しい展覧会だ。