カルチャー

レトロでポップな農民画展 日中友好会館美術館で開催

朱永金「お買い物かご」
朱永金「お買い物かご」

 中国の農村に暮らす人々が描く「農民画」。その鮮やかな色合いは、中国アートの一つとして多くの人を魅了している。日中友好会館美術館(東京都文京区)は、上海市金山区の農民画作品を紹介する「金山農民画展 中国のレトロ&ポップ」を、6月6~26日に開催する。

季芳「里帰り」
季芳「里帰り」

 もともとは農業の閑散期などに人々が楽しんでいた描画は、1950年代に農業振興のプロパガンダアートとして中国全土に広まった。現在中国には20以上の農民画の郷があり、上海市金山区の農民画は陝西省戸県、山東省日照市と並び、「中国三大農民画の郷」のひとつに数えられている。展覧会では、1970年代の金山農民画確立期から活躍する作家・曹秀文(そう・しゅうぶん)をはじめ、30人の作家による農民画70点が一堂に会する。明るく開放的な作風で、老若男女が楽しめるモダンアートをぜひこの機会に。入場は無料だ。