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園児の絵をトラックに 事故率は4割減

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 近年、大きな問題となっている危険なあおり運転。運送の仕事を担うある会社では、数年前からトラックの後ろにドライバーの子どもが描いたイラストやメッセージをラッピングする「こどもミュージアムプロジェクト」という取り組みをスタートし、事故を減らした。そんな取り組みを含め、5年で利益を15倍にした運送会社、宮田運輸の「心の経営」をまとめた『社長の仕事は社員を信じ切ること。それだけ。』(宮田博文著、税別1,400円)が11月7日、かんき出版(東京)から刊行される。

 園児の絵のプロジェクトでは、ドライバーが丁寧な運転を心掛けるようになり、事故率は4割も減ったそうだ。また、ラッピングされたトラックの後ろを走るクルマの運転手も、子どもの絵が目に入ることで優しい気持ちになる効果もあり、実際にあおり運転をされることが減ったというドライバーからの反響もあるという。

ドライバーの急発進や急停車が減ったことで燃費も向上するといううれしい副産物も。この取り組みは現在、150を超える事業者に広がり、中国の企業にも採用されているそうだ。