カルチャー

間違いなくお坊さんです 僧侶資格証明証の発行開始

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 お宮参りで神社に、結婚式は教会で、お葬式はお寺で、といわれる日本人。神道、キリスト教、仏教など、宗教にこだわらない“風習”を生活に取り入れている現代人にとって、儀式は初体験、祭司も初対面であることが多い。そこで日本仏教協会(東京)は、法事や葬儀などを執り行う人がホンモノのお坊さんであることを証明する「僧侶資格証明証」の発行を開始した。

 菩提(ぼだい)寺を持たない人や、ふだんお寺と関わりのない人が葬儀や法事を営む際に、希望の宗派のお坊さんを手配するサービスがあるが、一部の心無い企業や自称僧侶が、僧籍を持たない人を手配したり、違う宗派の法務を行ったりすることがあり、僧侶に対する信頼が下がっているのだそうだ。所属宗派に僧侶として登録されている「僧籍」を証明する「度牒(どちょう)」という書類は、持ち歩ける大きさではなく、葬儀などの場で提示することはできない。そこで、自身の僧籍を証明し、信用を保つための証明証を発行することにした。各僧に僧籍を証明する書類の写しと住民票を提出してもらい、精査した上で発行する。カード型の証明証で常時携帯が可能。葬儀や法事の場でこれを提示することができるようになった。