カルチャー

真面目、不思議で分からない 東京の人と風景の写真展

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 五輪を一つのメルクマールに、風景が変化している東京。世界で活躍する写真家集団マグナム・フォトの写真家3人が、都営交通の「現場」を撮影した写真展「すべての『今日』のために」が、2月3~14日まで、都営大江戸線六本木駅構内で開かれる。

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 撮影場所は都営交通の車内から路線、整備場、都営沿線の街並みなど。「この現場は小宇宙のようでした。そこに一つの世界が出来上がっている感じ」と、撮影したイギリスの写真家、マーク・パワー氏。ゲオルギィ・ピンカソフ氏は、「ここに暮らす人は競争のためではなくて、みんなが高い基準を設定して挑戦している気がします。どの分野においても。見ていて気持ちがいいですね」とかなり好意的な評価。またハリー・グリエール氏は、「東京に初めて来たとき、カルチャーショックだった。すべてが整っていて、クリーンで。秩序の中に色のカオスと、不思議なものがたくさん上から吊り下がっている」という感想だ。三人が共通して感じたのは、東京で働き、暮らす人々の真面目さ、不可思議さ、そして分からなさだったそうだ。

 彼らの視点で東京がどう見えるのか。写真を通して再発見できるかもしれない。