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あなたの「お弁当のおいしい記憶」を教えて! 作文コンクールの受賞者が決定

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 (株)共同通信社は3月3日、「お弁当にまつわるエピソード」をテーマにした作文コンクールの受賞者を発表した。

 本コンクールは小中学生を対象に、「誰かのために作ったお弁当」「誰かのために作ってあげたいお弁当」「お弁当の思い出」のいずれかをテーマとし、絵または写真と作文(200~800文字程度)を募集。2019年7月から募集を開始したところ、全国から2,237点の応募があった。小学生の部の最優秀賞(キッコーマン賞)は石川連也さん(東京都・小学3年)と古本千佳さん(福岡県・同2年)、中学生の部の最優秀賞(共同通信社賞)は小笠原朋香さん(青森県・中学1年)と山内壮眞さん(福岡県・同1年)が受賞。表彰式は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により開催を見送った。

 小学生の部の最優秀賞を受賞した石川連也さんは、「表彰状をもらって、とてもうれしかった。お弁当や食事を作るのは大変で、感謝して食べなさいと言われる意味が少しだけ分かるようになった」とお弁当作りを振り返り、主催者に受賞の喜びを連絡してくれたという。

 審査を担当した「弁当の日」提唱者の竹下和男さんは、「このコンクールは“おいしい記憶”を思い出すこと、弁当作りで気付いたことを文章表現することを、多くの子どもに体験してほしくて企画しました。すべての応募者がその体験をしてくれたことに感謝しています。日常で繰り返される食事が、生活や人生においていかに価値のある行為であるかを感じてもらえる受賞作で、作品が発するメッセージに“ごちそうさま”と感じていただけることを念じています」と話した。

 子どもが自分で弁当を作り学校に持っていく「弁当の日」の取り組みは、竹下さんが香川県・滝宮小学校校長時代の2001年に提唱を始め、現在も講演・執筆活動を行っている。買い物や準備から調理、弁当箱に詰める作業、後片付けまで子どもたち自身が行うことで、子どもたちが感謝の心を知り、自己肯定感が育まれる活動として共感を呼び、全国の小学校に広がっている。

受賞者と受賞作品の一覧(敬称略、学年は2020年3月現在)

■キッコーマン賞

石川連也(東京都 小3)「うれ四角弁当」

古本千佳(福岡県 小2)「おねえちゃんのために」

■共同通信社賞

小笠原朋香(青森県 中1)「料理上手な父と苦手な私」

山内壮眞(福岡県 中1)「みんなで食べよう」

■西日本新聞社賞

太田里紅(福岡県 中2)「きっかけはお弁当」

■学校賞(小学校)

唐津市立入野小学校(佐賀県)

■学校賞(中学校)

旭川市立東明中学校(北海道)

糸島市立志摩中学校(福岡県)

■CGC賞

大野暖人(高知県 中2)「fishカツ弁当」

岡垣町立山田小学校(福岡県)

■特別賞

大恵貴子(兵庫県 小4)「父と私のおむすび」

寺本愛実(兵庫県 小6)「涙色弁当」

林莉菜子(高知県 小6)「また作りたいお弁当」

長谷川絢音(福岡県 小6)「お母さんのために作ったお弁当」

大迫龍叶(青森県 中2)「笑顔の弁当」

乘次有希(青森県 中3)「私の弁当はおいしいんだ!」

山田仁香(宮城県 中2)「お兄ちゃんガンバレ弁当」

岡田瑞巴(広島県 中3)「彼女の恩返し」

中村聖永(長崎県 中3)「お弁当の思い出」

淀川真衣(福岡県 中3)「大すきな人の顔を思い浮かべて」

■努力賞

田川愛永詩(長崎県 小2)「夏休みのお弁当作り」