カルチャー

あったかい山形弁を絵本で堪能  ダニエル・カール氏による山形弁翻訳「ちちゃこいやつ」

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 子育て中の親たちが絵本選びで頼りにするサイト「絵本ナビ」。1,400万人が利用するこの絵本・児童書の情報サイトで、2020年2月度のレビュー件数ランキングとためしよみランキングで1位を獲得した絵本が、1月下旬に発売された『ちちゃこいやつ』(マイクロマガジン社、東京)。

 山形弁研究家・マルチタレントとして活躍し続けるダニエル・カール氏による翻訳で話題のあったかい山形弁の絵本。同サイトの2月度、「絵本ナビレビュー件数」・「絵本ナビためしよみランキング」ともに1位を獲得した。

 “ちちゃこい”とは、山形弁で“ちいさい”の意味。ダニエル・カールさんの味のある翻訳が楽しい絵本だ。「ねえ、ちちゃこいくん、でできて いっしょに あそばねが?」と、ハラペコおおかみがあの手この手で誘っても、ほら穴の中の “ちちゃこい” いきものは、なかなか出てきてくれない…。 はたしてほら穴にいるのは、どんな生き物!? 子どもと想像しながら読んでみよう!

 著者のロブ・ハドソン氏は、ピカソなどに影響を受け、動物とスケートボード、ヘンテコなおもちゃを集めることが大好きで、日々部屋をちらかしながら創作物を生み出しているというユニークな人物。言わずと知れた山形弁の達人・ダニエル・カール氏は、高校生のとき初めて来日。英語のほか、日本語と山形弁がペラペラ。ドイツ語も少々。最近ハマっていることはダイエット。好きな食べ物は納豆とウニ、趣味は毎日10キロの散歩、目標は世界一周だそうだ。

 『ちちゃこいやつ』は、全国の書店・ネット書店などで購入できる。価格は1,550円(税別)。絵本ナビに会員登録すると、絵本ナビ内「ちちゃこいやつ」のページで全ページ試し読みもできる。