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IoT活用住宅の未来を体感 藤沢市にモデル住宅、大和ハウス工業

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大和ハウス工業 「(仮称)α-rium(アルファリウム)」

 

 大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、住宅とIoT(モノのインターネット)の融合を体感できるモデル一戸建て住宅「コンセプトハウス」の展示を、同社分譲地「セキュレアシティ藤沢翼の丘」(神奈川県藤沢市)で始めた。

 コンセプトハウスは軽量鉄骨造2階建て、延床面積120・51平方メートル。インターネットとつながった大画面が壁面を占めるIoT空間「仮称アルファリウム」のほか、電力の使用状況や家族間の情報を共有するための大画面タッチパネル「仮称アルファボード」などを備える。

 アルファリウムでは、大画面を活用した臨場感あふれるインターネット上のコミュニケーションが可能。在宅勤務や遠隔医療、遠隔学習、バーチャルスポーツ、バーチャルトラベル、バーチャルショッピング、スポーツ観戦などでの活用が想定される。

 アルファボードはダイニングに設置され、電力のほかIoT機器の使用状況を表示。カレンダーやホワイトボードとしての利用も可能。家族で大画面を見ながら予定を立てるなど、家族間のコミュニケーションツールとしても使える。

 そのほか、コンセプトハウス内では、不在時の来客対応や住宅内の様子を確認してくれる自律走行型ロボット「temi」や、指の血流パターンで個人を識別して開錠し、帰宅者をショートメッセージサービスで関係者に連絡する仕組みの電気錠など、先端のIoT活用事例を体感できる。

 コンセプトハウスでは、設置したIoT機器の動作や管理の検証実験も併せて行い、今後のIoT活用住宅の開発に生かしていく。コンセプトハウスの展示は2020年9月30日までを予定している。

 大和ハウス工業は「今後も、IoTを活用することで、居住空間の自由度を向上させ、くらしのフレックス化を目指す」としている。