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宅配便の不在連絡装うSMSに注意 端末2万5,000台以上が感染

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 宅配便の不在連絡を装うフィッシングSMSが急増している。トビラシステムズ(名古屋市)の調査によると、今年7月だけで、国内で少なくとも2万4,957台の端末が不正アプリに感染、フィッシングSMS拡大の原因になっていることが分かった。

 同社の迷惑情報フィルターアプリを利用する端末の、迷惑SMS検知データから算出した結果。宅配便の不在連絡を装い、本文に記載された不正なURLにアクセスを促す内容のSMSが届く。このURLにアクセスすると、不正なアプリのインストールを促されたり、銀行をかたるフィッシングサイトに誘導されたりする事例が確認されている。

 この手のSMSは今年6月から急増。1月と比較すると6月は約3倍、7月は約6倍まで増えているという。Androidの場合、不正なアプリをインストールすると、犯罪グループの遠隔操作で指定した複数の宛先に大量のフィッシングSMSを送るよう指示を受ける可能性もある。不正なアプリに感染した被害者の端末が、知らない間にフィッシングSMSを拡散する加害者になっていることも、被害急増の一因と考えられている。

 コロナでネットショッピングなどによる宅配依頼が増え、不在連絡を不審に思わない状況にある人も多い。もっとも「置き配」も増えているから、「不在で持ち帰った荷物って?」と今一度考える癖をつけておこう。また迷惑SMS対策サービスも有効な手段の一つだから検討を。

 迷惑SMS対策が可能なアプリは、トビラシステムズ「トビラフォンモバイル」ソフトバンク「迷惑電話ブロック」(ソフトバンクのセキュリティパック加入者は月額使用料無料)KDDI「迷惑メッセージ・電話ブロック」(※KDDIのauスマートパスまたはauスマートパスプレミアム加入者は月額使用料無料)など。