カルチャー

本当は料理が好きなのに しんどくなった人たちへ

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 タイトルだけでも胸に刺さる。人気料理研究家・コウケンテツさん初の書き下ろしエッセイ、 『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』(ぴあ、税別1,400円)が9月17日に発売される。

 仕事として、家事として、趣味として、長きにわたって料理と向き合ってきたコウケンテツさんが、毎日「おうちごはん」を作っている人の気持ちを少しでも軽くしたい、気持ちに寄り添いたい、作る人が元気になるような本を作りたい、という気持ちから生まれた本。エッセイのほか、料理の手間を排除する実用レシピもたっぷり掲載している。

 「毎日のごはんを作るのは終わりなき戦いのようなものです。作っても、作っても、作らないといけないんですから」「子どもの保育園の着替えを洗濯して、風呂掃除もしなければ。やらなければいけない仕事もまだ残っているのに……。今日は一汁一菜も無理な僕は、料理家以前に人間失格なのでは……」

 コウケンテツさんでさえ、こんな風に思うことがある、というのは大きな救いになりそうだ。