“移動する現代アートの美術館”をコンセプトに走ってきた現美新幹線が、この12月に定期運行を終了する。阪急交通社(大阪市)は、この現美新幹線を旅程に入れた2往復貸切りのツアーを企画した。
現美新幹線は、2016年4月に運行を開始。各アーティストが車両をプロデュースした世界最速の観光列車で、JR新潟駅とJR越後湯沢駅間を定期運行している。号車ごとに、アーティストの競演による華やかな彩りが展開され、芸術鑑賞と列車の旅を楽しめる趣向だ。
今回は、通常運行しない上野~仙台間と、新潟~上野間を2日間にわたり2往復貸切り運行。初めて現美新幹線に乗車する人はもちろん、これまで乗車したことのある人も新たな区間を楽しめる限定のツアーだ。詳細は阪急交通社HPより。