カルチャー

「飲んじゃいたいくらい、好き」 本とともに楽しめる文学作品イメージティー

日本近現代文学の世界へ 文学作品イメージティー

 コロナ禍で外出を楽しむ代わりに、本を読む機会が増えた人が多いという。クロスマーケティング(東京)が全国の20~69歳の男女1,101人を対象に行った調査によると、紙媒体では17.3%、電子書籍では18.3%の人が「コロナ禍で読書量が増えた」と回答した。書店に足を運んで、心を落ち着けてじっくり本を選ぶ…という時間も、今となってはぜいたくなものになってしまったかもしれない。ちなみに同調査では、普段の読書シーンについて「休日にゆっくりと」(41.3%)、「就寝前、夜の時間帯に」(37.5%)という回答が多いようだった。

 ユーモア雑貨ブランド「YOU+MORE!(フェリシモ)は、明治から昭和にかけて日本で活躍した作家の著書4作品をイメージした「日本近現代文学の世界へ 文学作品イメージティー」を発売した。文庫本と同じサイズの本型のパッケージで、オリジナルティーの着想元になったそれぞれの作品の一文が裏側に記されている。

芥川龍之介著「蜘蛛の糸」×蓮が香る紅茶

 「芥川龍之介著『蜘蛛の糸』×蓮(はす)が香る紅茶」は、お釈迦(しゃか)様のいる美しい極楽の情景を思わせる、蓮をイメージしたフレーバー。パッケージの表紙には、蓮の花がデザインされている。「坂口安吾著『桜の森の満開の下』×桜が香る緑茶」は、可愛らしい桜の表紙と、裏には作中で女が大事にしていた着物をモチーフにしたデザインがあしらわれている。他には「夏目漱石著『虞美人草(ぐびじんそう)』×アイスクリームが香る紅茶」と、「宮沢賢治著『銀河鉄道の夜』×苹果(りんご)香る紅茶」があり、どれも作品を読んだこのとある人をニヤリとさせる小ネタが仕込まれている。

宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」×苹果(りんご)が香る紅茶

 1パッケージにつき17個のティーバッグが入っていて、お茶を飲み切ったあとの箱には小物をしまえるほか、同封されている情報カードを切り取ってしおりにすることもできる。寒さにかじかむ体を温めながら作品の世界観を五感で楽しむもよし、なかなか会えない友人への贈り物にもよし。1セット1,800円(税別)。