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「すみだ北斎美術館」浮世絵の肉筆画展覧会 2月9日から新発見、再発見含む 125点を展示

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すみだ北斎美術館 新発見「青楼美人繁昌図」

 すみだ北斎美術館(東京都墨田区)は、浮世絵の肉筆画を集めた展覧会「筆魂 線の引力・色の魔力 ―又兵衛から北斎・国芳まで―」(主催・墨田区、すみだ北斎美術館)を2月9日から4月4日まで開催する。

 江戸時代に発達した浮世絵は、版画のイメージが強いが、同美術館によると、絵師が絵筆をふるった一点物の肉筆画の方が古くから発展し、複雑で奥深い彩色技法や描き手の筆づかいを直接感じ取ることができるという。

 展覧会では、浮世絵の始祖といわれる菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川国芳ら約60人の浮世絵師による肉筆画約125点を展示する。重要文化財、重要美術品のほか、新たに見つかった「新発見」、行方不明だったが「再発見」された作品、初公開となる約40点も含まれているという。

 展示スタイルは三つの時期に分け、1章は「浮世絵の黎明(れいめい)から18世紀前期まで~岩佐又兵衛・菱川師宣~」。2章は「浮世絵の繁栄~勝川春章・喜多川歌麿・東洲斎写楽~」、3章は「幕末を彩る両袖 葛飾派と歌川派~葛飾北斎・歌川国芳~」。

 会期は2月9日(火)~4月4日(日)。月曜休館。前期(2月9日~3月7日)と後期(3月9日~4月4日)で展示品を入れ替える。入館料は一般1200円、高校・大学生、65歳以上は900円など。

 展示予定の浮世絵師は以下の通り。

 岩佐又兵衛、菱川師宣、懐月堂安度、宮川長春、宮川一笑、奥村政信、川又常行、川又常正、鳥居清長、礒田湖龍斎、窪俊満、北尾政演、勝川春章、勝川春好、一筆斎文調、西川祐信、月岡雪鼎、祇園井特、鳥山石燕、喜多川歌麿、鳥文斎栄之、東洲斎写楽、歌川豊春、歌川豊広、歌川豊国、歌川国貞、歌川広重、歌川国芳、菊川英山、溪斎英泉、葛飾北斎、蹄斎北馬、魚屋北溪、安田雷洲ら。

 詳細はすみだ北斎美術館ホームページ。同美術館は緊急事態宣言中も通常開館しているが「最新状況はホームページでチェックしてほしい」としている。