カルチャー

開発者は8歳の男の子! プログラミング的思考を養うボードゲーム「GRAMMIN」

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 長引くコロナ禍によるステイホーム生活。家の中で子どもたちと楽しめる遊びもそろそろ限界に近づいてきたという家庭もあるだろう。もっとも、緊急事態宣言は首都圏を中心に延長され、仮に解除されたとしてもwithコロナの日々は変わらない。おうち時間を最大限生かすためにも、何か新しいこと・遊びを始めてみてはいかが?

 そこで質問。「順次」「分岐」「繰り返し」という言葉から連想するものは何?

 ―――プログラミング! とすぐに分かったパパ・ママは、小さいころに自分自身もプログラミングにはまった一人かもしれない。グラミン合同会社はそんなパパ二人が設立した会社。二人はそれぞれに別の本業を持つが、ステイホームで増えた子どもとの時間をもっと有意義に使いたいと、設立者の一人が8歳の息子(当時)と手作りしたボードゲームを商品化。「グラミン探検隊」ベーシックβ版(税別3,600円)として2020年7月に発売した。

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 「グラミン探検隊」のグラミン(GRAMMIN )は、プログラミング(Programming)という英単語の間のアルファベットを取ったネーミング。基本的な遊び方は多くのボードゲームと同じだが、順次・繰り返し・分岐というプログラミング的思考を学ぶことができるのが一番の特徴だ。「グラミン探検隊」で遊べるプレーヤーは最小2人、最大4人まで。全員がサイコロを振って、出た目が一番小さい人が「親」となり、その人を起点に時計回りで進む。出た目が同じ数の人が複数いる場合は、年齢が一番低い人が親となる。対象年齢は小学校低学年から(7歳~)だが、保護者と一緒であれば幼稚園生も楽しむことができる。

 使用するカードの種類は、アクションカードである「移動」と「わな」、そして「もしも」と「くりかえし」の四つ。これらのカードを駆使して自分のコマを動かし、ボード上の宝箱チップの点数を一番多く集めたプレーヤーが勝利する。なるべく少ない数のカードで効率的にコマを動かすことを考えることは、プログラミング的思考の基礎を養うことになるという。「移動」カードはプログラミングの順次にあたり、「もしも」は分岐。そして「くりかえし」は繰り返しの学習になる。

 もう一つ「グラミン探検隊」ならではの特徴は、何も書かれていない白地のカード6枚とわなチップ7枚が同封されていること。自分で考えたカードやチップを作ることで、オリジナルルールも楽しめるようになっている! 同社の「グラミン研究所」では、この新しいアイデアを募集中。ユーザーとともに、さらに刺激的で好奇心をそそる“グラミン”を開発したいと考えている。バージョンアップさせたアドバンスト版は、早ければ夏ごろに発売する予定。また、コロナ禍で一時中断しているが、東京都内の小学校で「グラミン探検隊」を活用したワークショップの実施も計画している。

 同社では、緊急事態宣言が10都府県で延長されたことを受け、おうち時間をもっと楽しんでもらいたいと特別価格でのセール販売を行っていたが、反響が大きく現在は品切れ中。

 公式HPからメールアドレスを登録しておくと、次回発売時に優先購入できるという。