カルチャー

“捨てるという概念を捨てよう” 循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」

自宅に注文した商品が届く(写真はアメリカでの事例)。
自宅に注文した商品が届く(写真はアメリカでの事例)。

 洗剤・食品・化粧品など、 私たちが日常よく買う商品の多くはプラスチック製の容器に入っている。耐久性があり加工しやすい一方で、ゴミとしてかさばる上に海洋プラスチック問題など、プラスチックが環境に与える影響は大きい。かといって、すぐにプラスチックの使用を完全にやめるのは現実的ではない。そこで、容器を捨てずにすむ商品を選んでみるというのはどう? 容器ごと消費者に売るのではなく、使用済みの容器を回収して再利用する循環型のショッピングを提供する事業「Loop」(Loop Japan・横浜市)が今春スタートする。

 Loopのサービスはアメリカ・イギリス・フランスではすでに始まっていて、今後、日本・ドイツなどでスタートする予定だ。現在、国内では小売店パートナーとしてイオンが参画。ブランドパートナーとしては、アース製薬・味の素・キッコーマン・資生堂・ロッテ・コーセーなど25社の参加が決まっている。

Loop専用の宅配ボックス。
Loop専用の宅配ボックス。

 開始当初は都内の5,000世帯が対象(ECサイト)となるほか、一部のイオン店頭でも販売する。オンラインの場合は公式サイトから注文→専用ボックスに入った商品が自宅に届く→使い終わったら、ボックスおよび容器が回収される→回収した容器はLoopが洗浄した後メーカー各社に送られ、再び充てんした商品が販売される、という流れになる。店頭販売では、利用者が店頭の返却ボックスに使い終わった容器を返す必要がある。

 現在、事前会員登録を受け付けていて、5,000世帯はこの事前登録も含めて、本登録をした会員の中から抽出するという。アメリカではすでに利用者が3万世帯を超えている。また、フランスではEC事業ではなく店頭販売で実施している。国内のサービスの詳細は、今後追って発表される。