カルチャー

ペンギンもカワウソも危機 取り巻く環境を考えるイベントを開催

天空のペンギン

 かわいいけれど、許可なく買って帰ったら密輸だ。日本はカワウソの密輸入大国だという。東京・池袋のサンシャイン水族館では、生きものたちの生態や取り巻く環境・社会問題に目を向けるイベント「みんなで考えよう!世界ペンギン・カワウソの日」を4月中旬~5月下旬まで開催する。4月16~25日が世界ペンギンの日編で、5月14~26日が世界カワウソの日編となっている。料金は無料(別途水族館入場料が必要)。

草原のペンギン

 4月25日は世界ペンギンの日(World Penguin Day)。南極にあるアメリカの基地にアデリーペンギンが姿を見せることから、研究者たちがそれを祝ったことが始まりだそうだ。地球温暖化など気候変動の影響を受け、ペンギンは急激なペースで減少。絶滅の危機を世界に伝え、ペンギンの種の保存、保護活動、環境問題を考える日になっている。

コツメカワウソ

 一方、毎年5月の最終水曜日は世界カワウソの日(World Otter Day)。密輸では生まれたてのカワウソが劣悪な環境の中で運び込まれるため、大半はその輸送中に死んでしまうという。2019年にはワシントン条約の改正で、無償、個人・事業者を問わず商取引が禁止となり、ペットに限らず新規の移動や販売することは原則禁止となっているが、他にも生息数を減らす要因は多々あり、その厳しい現実を伝えるイベントも実施する。