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架空の人格を持つ「クローンチューバー」開発 オルツ、元となる人間がいないクローン、セミナーで発表

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 人工知能(AI)を利用した技術開発を手掛けるオルツ(東京都港区)は、同社のデジタルクローン技術を使い、リアルタイムにコミュニケーションがとれる「CloneTuber(クローンチューバー)」を開発。3月開催したセミナー「オルツ・クローンカンファレンス2 – Hello World – 」で発表した。

 クローンチューバーは、人間の分身であるデジタルクローンと違い、元となる人間がいない架空の人格だ。顔や声、体などを自由に生成できるのが特徴で、呼び掛けるとあたかも人間が話しているように会話ができるという。

 オルツはセミナーで発表したクローンチューバー「CT-OO3」をユーチューブで公開している。「CT-OO3」は若い女性で、公開動画では呼び掛けに対し、うつむいたり、まばたきしたりしながら質問に答えている。唇の動きも発声した状態と近いリアルさがあり、オルツが開発した「AI通訳」機能を使い、日本語だけでなく、フランス語、中国語など多言語を使い分けることもできる。

 オルツは開発を進め、多数のクローンチューバーの生成を目指しており「実際の店舗での接客などに活用できる」としている。オルツはセミナーでのその他の研究発表などもユーチューブで公開している