カルチャー

より良いファッション業界のために 「Fashion Revolution Week」開催

イメージ
イメージ

 「ラナ・プラザ」と聞いて、2013年4月にバングラデシュで起きたビル崩落事故をすぐに連想できる人はいるだろうか? ずさんな安全管理と違法な増築が原因で、8階建ての商業ビル「ラナ・プラザ」(Rana Plaza)が崩壊。1,100人以上が死亡し、2,500人以上もの負傷者を出したファッション史上最悪の事故として「ラナ・プラザの悲劇」ともいわれている。ビルの中にはファッションブランドの縫製工場がいくつも入っていて、亡くなった女性の多くはこの工場で勤務。この事故がきっかけとなり、低賃金や劣悪な労働環境などファッション業界におけるサプライチェーンが問題視されることとなる。

 この事故の発生から8年。ファッション業界の現状は良くなっているのだろうか。事故を契機に設立された「Fashion Revolution」(拠点はイギリス)はファッション業界を取り巻く状況を改善しようとさまざまな啓発活動を行っていて、毎年事故が発生した4月24日前後には啓発週間「Fashion Revolution Week」を実施。“権利・相互関係・変革”をテーマとした今年の活動は4月25日(日)まで開催されている。「#Who made My Clothes?(私の服を作ったのは誰?)」「#Whats In My Clothes?(私の服の原料は何?)」などと投稿して、お気に入りの服が何を使ってどのような状況で作られているのか、気にかけてみるのもいいかもしれない。