カルチャー

猫たちがもっと愛おしくなる 『猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで―』

『猫が歩いた近現代』書影
『猫が歩いた近現代』書影

 人生の伴侶として共に暮らす人も多い。でも、歴史上ずっとかわいがられてきたわけじゃなかったんだ…。あなたの知らない“ちょっと昔の猫”、猫好きだったら気にならないわけはない! 今やペットの代表・大人気の猫に光を当て、日本人とのこれまでの関わりをさまざまなエピソードを交えて描いた新刊『猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで―』 (真辺将之著、吉川弘文館・東京)が、このほど発売された。

 化ける・たたるなど、江戸時代にはずる賢く恐ろしいイメージとされていた猫は、どのように今日の地位を獲得していったのか。文豪たちに愛され、ネズミ駆除で重宝された一方、虐待・軍用毛皮の供出・食糧難による猫食いなど、苦難の道をたどった猫たちへのまなざしの変化を描き、人間社会の中に猫の歴史を位置づけた注目の一冊だ。税込み2,090円。

 刊行特別企画として、猫の写真をツイッターかインスタグラム(#猫が歩いた近現代キャンペーン)に投稿することで、猫のボランティア団体へ寄付できるキャンペーンを6月22日まで実施している(1投稿=22“にゃんにゃん”円)。

 大好きな猫たちの歴史を知れば、もっと愛おしくなるかも。