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キャッチフレーズは「買わずに飼ってね」 殺処分から救われ、里親との出会いを待つ犬猫の写真動画コンテスト

ワンニャン写真動画コンテスト(2020年受賞作品)
ワンニャン写真動画コンテスト(2020年受賞作品)

 自治体の保護施設で一定期間過ごした上で引き取り手が見つからず、「殺処分」される犬や猫がいる。そんな犬や猫がゼロになることを目指す「どうぶつ基金」は、殺処分から救われ、里親との出会いを待っている犬猫たちの写真動画コンテスト「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」(後援:環境省・大阪府)の作品を募集している。

 キャッチフレーズは「買わずに飼ってね」。12年前に同コンテストが始まった頃は、年間約30万頭の犬と猫が殺処分されていたという。現在、殺処分数は10分の1にまで減少したというが、さらに殺処分ゼロを目指している。

審査員
審査員

 審査は、デザイナーの森田恭通さん、落語家の桂文枝さん、「はっちゃん日記」の八二一さん、ほかネットからの投票等で実施。10月には大阪で作品展を開催予定。作品の応募締め切りは7月31日。インターネット投票・コメント受付は8月31日まで。審査結果は9月下旬に「どうぶつ基金」ウェブサイトで発表予定。

 各賞の内容は、環境大臣賞(1人、賞状、賞金・賞品合わせて10万円相当)、大阪府知事賞(1人、賞状、同2万円相当)、理事長賞(1人、賞状、同2万円相当)、審査員特別賞(1人、賞状、同2万円相当)、入選(21人、賞状・記念品)。作品展を大阪本町ガーデンシティ1F エントランスロビーで10月14日(木)から同16日(土)、10時から19時(最終日は17時まで)予定している。

 2020年環境大臣賞受賞作品は、熊本地震の翌日にお母さん猫が出産した子猫を引き取った上野真知子さんの「我が家の王様」。余震の続く中、あちこちにもらわれた子猫のうちの1匹“珀”は、最初福岡の人にもらわれ、滋賀県の上野さん宅に来たのは1歳を過ぎてから。当時は緊張していたが4歳になった今、無防備な姿を見せて甘える様子を投稿した。

 パソコンやスマートフォンから簡単に応募できる。里親を探している犬猫の写真は何点でも応募可能。投稿ページから里親募集ページにリンクされるので、出会いを待つワンニャンと里親の架け橋になれるかもしれない。