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コロナ禍で乱れた自律神経を整える習慣とは? 親子で元気になれる『子どもにいいこと大全』

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 コロナ禍で子どもたちも、マスク義務、給食の黙食など生活様式の急激な変化を余儀なくされ、1年以上、多くの学校行事や旅行、友達との交流などの体験を奪われてきた。今年度に入って学校行事も感染対策を取りつつ規模を大幅に縮小して行われるケースも出てきているが、大きな制限下に置かれる状況は続いている。

 主婦の友社は、 自律神経を整える生活・食習慣、ヨガ、ツボ、アロマなどを紹介する『子どもにいいこと大全』(2020年7月発売、1,300円・税別)を6刷重版した。小児科医・成田奈緒子氏と内科医・石原新菜氏が監修。生活習慣については、「起床後は窓を開けて朝日を浴びる」「寝る1時間前にはテレビ&スマホはやめる」「1日30分の外遊び」などを挙げながら、なぜそれらが自律神経を整えるのに役立つかを解説している。

 生活が急激に変わると、内臓の働きやメンタルの安定をつかさどる自律神経が乱れ、身体にさまざまな不調が現れることが指摘されている。定期的に「コロナ×子どもアンケート」を実施している国立成育医療センターが今年2月に発表した報告によると、中学生の24%、小学4~6年生の15%程度に中等度のうつ傾向が見られるという。また、自律神経失調症のひとつで、「朝なかなか起きられない」「微熱や腹痛を繰り返して学校に行けなくなる」などの症状が出る「起立性調節障害」に悩む子どもも、小学生で5%、中学生では10%に上るという。

 本来、人が心身ともに健康に生きていくために大切とされてきた運動やさまざまな体験、仲間との交流などは、今、感染症対策の陰で存在感を薄くしている。子どもにも大人にも大切な、朝はシャキッと起き、おなかがすいたらご飯を食べ、外で体を動かして夜はぐっすり眠ることにも、意識を向けていきたいものだ。コロナ以前の生活にはすぐには戻れない中、日々の生活の中でできることを大切に、親子で元気な心と体を保とう!