カルチャー

北海道・恵庭で“花と緑”がテーマのフェア 来年6月開催に向けカウントダウン開始

 “花と緑”をテーマに毎年行われている全国都市緑化フェア。39回目の来年は、6月に「ガーデンフェスタ北海道2022」として北海道恵庭市をメイン会場に開催される。同市の花の拠点「はなふる」で6月26日、開催1年前イベントが行われ、フラワーアンバサダーへの委嘱状交付、PRキャラクターの「かぶりもの」デザインやカウントダウンボードのお披露目などが行われた。

 全国都市緑化フェアは、緑への知識を深めて大切さを知り、緑豊かな町づくりを進めるために1983年から毎年行われている。毎年全国の持ち回りで行われ、北海道では86年の札幌市に次いで2回目。基本計画では、期間中、恵庭市のメイン会場での来場者数約30万人を目標に掲げている。

 全国都市緑化北海道フェア実行委員会副会長の原田裕・恵庭市長は「恵庭の町は60年ぐらい前から、市民が主体となって花の町づくりを進めてきた。ガーデンフェスタ北海道2022も、企画団体から市民たちのサポーターズクラブにアイデアを出してもらいみんなで話し合いながら作っていくのが特徴」とPR。「寒暖の差が大きくとても美しい北海道の花や緑を、国内外の多くの人たちに見ていただき、発信していただきたい。来年はみんながマスクなしで語り合えるイベントになれば」と願いを語った。

 鈴木直道・北海道知事は文書によるメッセージの中で、はなふると近隣の観光施設や都市公園などが連携して魅力的な体験や交流を創出することや、関係人口拡大や観光振興推進への期待を寄せた。

 同フェアのPR活動を行う「フラワーアンバサダー」を委嘱されたのは、恵庭市出身の坂本星美(さかもと・ほしみ)さん。管理栄養士で食育コミュニティNPO法人Efy(エフィ)代表の坂本さんは、ネパールでの医療支援活動にも従事。SNSやYouTubeでも自身の活動に関する情報発信を行っている。原田市長から委嘱状を受け取った坂本さんは、「生まれ育った恵庭の魅力を多くの方々に伝えられるよう盛り上げていきたい」と抱負を語った。

原田裕・恵庭市長(左)とフラワーアンバサダーの坂本星美さん。
原田裕・恵庭市長(左)とフラワーアンバサダーの坂本星美さん。

 実行委員会は今年2~3月にかけて、北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」のオリジナルかぶりもののデザインを募集。エゾナキウサギのキュンちゃんが普段かぶっているエゾシカのかぶりもの以外で、同イベントのテーマに合うデザインを募った結果、道内の小中学生から462点の応募があった。最優秀賞を受賞して採用されたのは、恵庭市立恵み野旭小6年・室玲妃(むろ・たまき)さんのデザイン。この日はキュンちゃんのマスコットが室さんデザインのかぶりものを着けて登場し、会場を盛り上げた。選考に携わった、キュンちゃんの生みの親である北海道在住の絵本作家・そらさんは「花1つ1つが細かく観察されて描かれ、色とりどりの花の配色が美しかった。頭に恵庭市の花、スズランが描かれていた点にも、みんな“キューン”ときちゃいました」などのビデオメッセージを届けた。

オリジナルかぶりものを着けて登場した北海道観光PRキャラクター・キュンちゃんとかぶりものをデザインした室玲妃さん。
オリジナルかぶりものを着けて登場した北海道観光PRキャラクター・キュンちゃんとかぶりものをデザインした室玲妃さん。

 原田市長、坂本さん、室さん、キュンちゃんによるカウントダウンボードの序幕も。ボードは、はなふる内の国道36号(恵庭バイパス)の道の駅「道と川の駅 花ロードえにわ」の入り口付近に置かれる。また、恵庭市役所内のデジタルサイネージでもカウントダウンを行っていく。

カウントダウンボードの序幕を行った(左から)キュンちゃん、原田裕・恵庭市長、坂本星美さん、室玲妃さん。
カウントダウンボードの序幕を行った(左から)キュンちゃん、原田裕・恵庭市長、坂本星美さん、室玲妃さん。