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大分・国東半島で「鬼んぴっく」開催へ 公式エンブレムとデザインを募集、「鬼文化」を発信

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 大分県の国東(くにさき)半島に伝わる「鬼文化」で地域活性化を進めている「六郷満山日本遺産推進協議会」(会長=佐々木敏夫・豊後高田市長)は、さまざまな競技で優れた技術を持つ人を表彰する「鬼んぴっく2020」を開催することを決め、公式エンブレムとメダルのデザインを募集している

 豊後高田市と国東市でつくる同協議会は、国東半島の鬼文化をPRするため、6月25日に「鬼んぴっく2020」の開会を宣言。オリジナルの公式エンブレムとメダルのデザインについて、7月31日まで一般から募集することを決めた。併せて競技内容も募集し、メダルは各種目の優勝者などに記念品として贈呈する計画。

 協議会によると、デザイン決定も「鬼んぴっく」競技のひとつと位置付け、採用されたデザインは「鬼んぴっくエンブレムデザインの鬼」「鬼んぴっくメダルデザインの鬼」として認定し、作者に鬼んぴっくメダルを贈呈する。

 競技に関しては「スポーツ」「文化・職人技」「その他・ノンジャンル」で募集。必ずしも「鬼」に関係なくてもよく、野球や、サッカー、そば打ち、フォトコンテストなど市民が参加できる競技を本年度内に実施し、それぞれの分野で「〇〇の鬼」といわれる“名人”を選ぶ。コロナ禍で現地に多くの人が集まることが難しいため、インターネットで世界から参加できる競技も募集している。

 国東半島では、鬼は幸せを届けてくれるとされ、追い払うものではなく、むしろ招く存在として伝わってきたという。地域に伝わる人と鬼のつながりをストーリーにした「鬼が仏になった里『くにさき』」は、2018年文化庁の日本遺産に認定された。

 豊後高田市と国東市は、日本遺産認定をきっかけに国東半島の魅力を発信しようと、半島一帯にある寺院群の総称「六郷満山」の名を取って「六郷満山日本遺産推進協議会」を結成した。担当者は「地域で行われるローカルな大会だが、オリンピックイヤーとして盛り上げながら『鬼の文化』を世界に発信していきたい」としている。