カルチャー

万葉集が現代の恋なら 20の恋愛短編と万葉LOVE SONG

main

 ものごとの価値観や倫理観は時代によりけりだが、源氏物語など古典文学に触れると、その奔放な恋はまるで映画のようだ。そこで、万葉集の歌と恋物語の世界観をリンクさせることで、1,300年前からずっとかわらない恋心を描いた、5分後の隣のシリーズ『万葉恋ばな ~春夏秋冬~』(学研ホールディングス・東京、税込み1,100円)が、7月15日に発売される。切なくて温かい恋愛短編20話が読めて、J-POPのメロディーで20曲のラブソングが聴ける。

sub6

 日本最古の和歌集『万葉集』には、天皇から民衆までさまざまな身分の人の思いが真っすぐに伝わる歌が多く、思い人へのつのる恋心を詠んだ恋の歌も多い。現代人がスマホでメッセージを送りあうように、和歌にして伝えあっていた1,300年前の恋人たち。その世界観を、恋物語とイラスト、さらに各歌のQRコードを読み取ると「万葉LOVE SONG」という形で耳で楽しむことができる。

 また、それぞれの恋物語の後には『万葉集』の歌の解説がついている。古典に苦手意識を持っている人でも、すんなりと和歌に親しむことができそうだ。