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すみだ北斎美術館で「THE北斎―冨嶽三十六景と幻の絵巻―」展開催 9月26日まで、幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を5年ぶりに展示

すみだ北斎美術館で「THE北斎―冨嶽三十六景と幻の絵巻―」展開催 9月26日まで、幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を5年ぶりに展示 画像1
すみだ北斎美術館 「『冨嶽三十六景 山下白雨』摺りの状態が異なるものや変わり図の比較(前期展示)」

 すみだ北斎美術館(東京都墨田区)は、9月26日まで特別展「THE北斎―冨嶽三十六景と幻の絵巻―」展を開催している。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の作品を所蔵する同館の「冨嶽(ふがく)三十六景」シリーズと、開館記念展で約100年ぶりの再発見として話題になった幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を中心に北斎作品約100点を展示している。

 今回の展覧会では、初めて「冨嶽三十六景 山下白雨(さんかはくう)」のバージョン違いを並べて展示するほか、北斎の錦絵「桜に鷹」などの版木を使用した火鉢を初公開している。「山下白雨」は、摺(す)りの状態が異なるものや、山裾に松林が加えられている「変わり図」(初公開、前期展示)との比較ができるという。

 「隅田川両岸景色図巻」は、約7メートルの北斎肉筆の巻物。すみだ北斎美術館によると、行方が約100年間分からなかった作品で、2015年に墨田区が取得し、同美術館が所蔵。展示は5年ぶりで、通期で展示する。

 会期は、前期が年7月20日(火)~8月22日(日)、後期が8月24日(火)~9月26日(日)。月曜休館。8月9日(月・振替休日)、9月20日(月・祝)は開館、8月10日(火)、9月21日(火)は休館。

 観覧料は一般1200円、高校・大学生・65歳以上900円など。詳細は公式サイトを参照