カルチャー

次世代を担うアスリートをサポート 上月財団の「スポーツ選手支援事業」対象者決定

JOCエリートアカデミー男子監督 偉関晴光さんに指導を受ける渡部さん
JOCエリートアカデミー男子監督 偉関晴光さんに指導を受ける渡部さん

 35年以上にわたり、スポーツ・教育・文化の振興と発展やより良い社会づくり等、公益の増進を目指した事業を展開している上月財団 (東京)。今後の活躍が期待されるスポーツ選手や指導者をサポートする「スポーツ選手支援事業」は、今年20回目を迎えた。

 日本を代表し、将来が期待されるスポーツ選手・指導者に対し、競技能力の向上を図りスポーツ活動に打ち込める環境を整えるための支援。独立行政法人日本スポーツ振興センターの助成対象になっている選手・指導者を除き、原則として同財団が定める競技の統括団体の推薦を受けた選手・指導者から選考。今年も、新たにeスポーツを加えた13競技から、ジュニア選手を含む優れた素質を持つ78人が選ばれた。対象者は同財団のホームページに掲載している。選考委員会メンバーは、国際大学スポーツ連盟の五十嵐久人理事、公益財団法人日本スポーツ協会のゼッターランド・ヨーコ常務理事、筑波大学体育系の山口香教授、コナミホールディングスの東尾公彦代表取締役社長。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため活動が制限される中でも、選手がパフォーマンスの維持・向上を目指せるよう、一年間で60万円(月額5万円)を助成していく。

渡部民人さん
渡部民人さん

 卓球部門で選ばれたJOCエリートアカデミー所属、星槎中学校(横浜市) 1年の渡部民人(わたなべ・たみと)さん(12)は、「オリンピックで金メダルを取るために、毎日の一球一球に集中して練習を積み重ね、競技力を向上したい。応援される選手になるために、生活の中で誰にでも自分から積極的にあいさつしていきたい。これからもサポートしてくれる方々に感謝し、将来応援される強い選手を目指して頑張ります」とのコメントを寄せた。助成金の使い道として、ケア用品や、遠征に関わる物品の購入などを挙げた。

島田麻央さん
島田麻央さん

 フィギュアスケート部門で選ばれた木下アカデミー所属、宇治市立広野中学校(京都府)1年の島田麻央さん(12)は「ご支援を生かし競技能力向上を目指して毎日練習に取り組みます。4回転ジャンプを含め、皆さまに見たいと思ってもらえるような演技をして昨年より良い成績を目指します」とコメント。助成金はスケート靴などの消耗品や体のケア等の費用に充てていくという。