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『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』 ロングセラーの私家版が待望の書籍に

『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』
『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』

 猫を飼うことは、猫の一生を丸ごと引き受けること。微風だが先輩風を吹かせたい、これから猫を飼う人たちに――。多くの猫と暮らしてきた猫歌人・仁尾 智さんが、これから猫を飼う人に伝えたいことを11の短歌とエッセイでつづった『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』 (辰巳出版・東京、税込み1,430円)が発売された。人気イラストレーター小泉さよさんの水彩画と手書き文字が温もりを添える。

 前作『猫のいる家に帰りたい』に続き、同社から同じコンビによる最新刊。パネル展「これから猫を飼う人に伝えたい10のこと展」(NPO法人東京キャットガーディアン)の冊子が元になっている。この私家版が評判を呼び、2015年12月の刊行から現在まで2,000部発行のロングセラーに。今回、私家版の短歌・エッセイを加筆修正し、イラストを新たに描き下ろした。

 「11のこと」は、二十年/去勢・避妊/名前/期待/いたずら/複数飼い/室内飼い/魅力/外の猫/心がけ/別れ―。「二十年」では「猫の寿命は、長生きして二十年。あなたの今後二十年の人生すべての場面に『猫がいること』を想像してみてください」と語り掛ける。「いたずら」では、「猫にしてほしくないことがあれば、『人間が』工夫する」といった心構えも。小学生でも読めるよう振り仮名付き。

 初版は「命名書」付き。猫を迎えた際に名前を書き込んで飾れるほか、すでに猫と暮らしている人、かつて飼っていた人は愛猫へのメッセージを書き込める。一部書店では購入者特典として特製ポストカードが、Amazon限定版では別絵柄のポストカードがもらえる。

 また、出版を記念し、猫の“店員”がいる猫本専門店「キャッツミャウブックス」(東京・三軒茶屋)で、8月30日まで原画展を開催している。